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バーバリーの歴史
創業者であるトーマス・バーバリーは農民が汚れを防ぐために服の上に羽織っていた上着をヒントに「ギャバジン」といわれる耐久性・防水性に優れた新素材を生み出し、1888年に特許を取得、1917年までギャバジンの製造権を独占。
1895年ボーア戦争の際にはトレンチコートの前身となるイギリス人士官用のタイロッケン(ひもでロックするという意味)コートを製造しました。
第一次世界大戦時の1914年には塹壕(トレンチ)での戦闘に合わせてタイロッケンコートに修正を加え、手りゅう弾や剣・水筒をぶら下げるD字型リングをコートに止め金として取り付けたトレンチコートを製造して英国陸海軍に正式採用され、大戦中に50万着以上着用された後ジョージ5世から英国王室御用達を受けました。
その後もトレンチコートは各界から深く愛され、映画「ティファニーで朝食を」や「カサブランカ」でピーター・セラーズ、オードリー・ヘプバーン、ハンフリー・ボガート、作家のコナン・ドイル、キャサリン・ヘプバーン、元英首相ウィンストン・チャーチル、ら数々の著名人が愛用したことでも有名です。
また、1955年にはエリザベス2世のロイヤルワラントを授かり、1989年には英国皇太子によって認証を授かっており、イギリス王室ご用達でロイヤルの称号を持っています。
- 1856年イギリスハンプシャー州ベイジングストークでトーマス・バーバリー(当時21歳)によって創立される。
- 1870年 品質へのこだわりや生地の革新により大規模小売店へと発展する。
- 1880年 ギャバディン(Gabardine,ギャバジン)を発明する。
- 1895年 ボーア戦争の際にトレンチコートの前身となる士官用のタイロッケンコートを製造。
- 1888年 耐水性に優れたギャバディン(Gabardine,ギャバジン)の特許を取得、1917年まで製造権を独占。
- 1891年ロンドンのヘイマーケット30番地にThomas Burberry & Sonsの本社兼店舗を置く。
- 1901年 公募によりレーベルデザインとしてEquestrian Knight(乗馬の騎士)を使い始める。
- 1911年 ノルウェーの探検家、アムンゼンがバーバリーのコートを着用し人類初の南極点到達を成し遂げる。
- 1912年 ヘイマーケット店が現在地に移転。
- 1914年 第一次世界大戦勃発。トレンチコートを発明し英国陸海軍に正式採用される。
- 1915年 丸善がインポート商品としてレインコートの輸入を開始。
- 1919年 ジョージ5世からコート・ジャケット部門のロイヤルワラント(英国王室御用達)を受ける。
- 1924年 コートの裏地として使用されていたデザインを「バーバリー・チェック」として宣伝し、一大ブームを起こす。
- 1955年 エリザベス2世のロイヤルワラントを授かる。
- 1955年 グレート・ユニバーサル・ソトアズに買収。
- 1967年 裏地として使用されていたバーバリーチェックを各種アイテムに使用開始。
- 1970年 三陽商会がライセンス商品の製造・販売の権利を獲得。
- 1991年 新ブランド「トーマスバーバリー」を英国でスタート。
- 1996年 日本独自企画として三陽商会が「バーバリー・ブルーレーベル」をスタート。
- 1997年 コレクションラインの「バーバリー・プローサム コレクション」をスタート。
- 1998年 日本独自企画として三陽商会が「バーバリー・ブラックレーベル」をスタート。
- 1998年 「トーマスバーバリー」を日本でスタート。
- 2000年 子供向けのベビー・トドラー・スクールをスタート。
- 2000年 銀座に日本で初めてとなる旗艦店をオープン。
- 2002年 ロンドン証券取引所に上場。
- 2003年 ハウスコレクション日本上陸。
- 2004年 表参道に日本で2番目となる旗艦店をオープン。
- 2007年 丸の内に日本で3番目となる旗艦店(約300坪)をオープン。
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